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カウンセリングするとどうなるの?

カウンセリング

サニープレースのカウンセリング

今日はカウンセリングに関してサニープレースの考え方を少しお話させてもらいます

カウンセリングはカウンセリングじゃない?

それはそうなんですけど、カウンセリングに何を期待しますか?

それはもう、悩みが解決することですよ。当たり前でしょ

はい、そのとおりなんですけど

そうやって、シンプルに考えてカウンセリングを受けることのできる方は問題ないんです。
とても優秀な方だと思います。笑

 えーっ! どういう意味?

基本的に多くの人は、「カウンセリングなんて、かなり精神的に病んでしまい、自分ではもうどうしようもなくなった場合に初めて受けるもの」だと思っているように思います。まあ、私自身もそんな感じだったんですけどね

そうじゃないんですか?

もちろん、そういった面もありますけど、出来ればもっと気楽に使ってほしいんですよね

というと?

多くの人は、深刻な状態になる前に、「ちょっと話を聞いてほしい」「誰かに愚痴を言いたい」と言う事や「何だかよくわからないけど、調子があまりよくないなぁ」。とか、「頑張ろうと思っているんだけど。。。ダメだなぁ」、など、深刻ではないけれど、ちょっといつもと違う状態になることがあるはずです

それはそうですよ。だれでもあるんじゃないですか。でもしばらくすれば治りますから

そうです、自然に解消されれば問題ありません。ただ、もし何日も続くようでしたら、その先大きなトラブルに発展する可能性も無いわけではありませよ

脅かさないでくださいよ

はい、まあそんな事態はまれではありますが、その時点で必要な、適切な会話が出来ると、途端に元気になることもありますよ

それはそうですね

ですから、「聞き上手」な友人や家族を持っている人は心配ありません。安心してその方たちに話をすればよいのです。ただ、そうはいってもそういった隣人を持たない方もたくさんいらっしゃいます。また仮に信頼できる友人や家族がいても、「身近な人だからこそ話しにくい」こともあります

確かにあるかも

そんな時に、気楽な感覚でカウンセリングを利用していただきたいのです。サニープレースではそういった皆さんが、少しでも元気になれるようにお手伝いをしています

なるほど。では、カウンセリングはどこで受けても同じ効果がありますか?

そこはなかなかそういうわけにはいきません

それはそうですよね、ではどこで受ければよいか、どうやって決めればよいですか?

 まず基本は、カウンセラーを信頼できるか。そして、ある意味これがすべてでもあります。
その信頼の中には、当然人間性といったものもありますが、同時に、「自分が求めているものを提供してもらえるか」と言う事も重要な要素です

それはちょっと難しいですね

ちょっと難しく思えますが、実はそれほどの事ではありません。話をしていて、「感じが良いか悪いか」です。もちろん、自分を全く否定せずに完全に受け入れてくれるのが良いわけではありませんよ。
必要であれば、厳しいこともきちんと言ってくれる人、たとえちょっとイラっとしても、「まあそうだよね」と思えることなら、それを指摘してくれる人は重要です

 正論を言う人なら大丈夫と言う事ですか?

そこはちょっと違うんです。正論でも、「そんなことは最初からわかっているよ」と思っていることを指摘して、それをわからせよう、あるいは今の考えを変えさせようと説得してくるカウンセラーは、それを受け入れることが難しいと感じるのであれば、その時点で必要な人ではないと思います。

おや、そうきましたか

その方向が、ダメというわけではなく、「あなたは間違っているから変えなさい」と言われているように感じたら、多分それ以上その人と話してもあまり改善しないと思うんです。いわれなくてもわかっているんですから

なるほど、確かにそうですね

以前、両親と一緒にいらっしゃったクライアントさんの話ですけど、親御さんのコネで、当時ラジオで自分の番組を持っていた程の超有名大物カウンセラーにカウンセリングをしてもらったら、ショックなことを言われて、両親ともども大泣きをして、その後しばらく立ち直れなかったと話をされたことがありました

ひえー、何ですか、それ

 内容はあえて聞いていないのですが、まあ、大先生ですからよっぽど上から物をおっしゃったのだろうと思います。ただ、その方が良いという人もいないわけではないでしょう。よく、「叱ってくれるからいい」という話も聞きますし

まあ、たしかに

ですから、実際に話を聞いてみたり、カウンセラーの得意分野をリサーチしたりすることは非常に重要だと思います

たとえばもし、精神科からたくさんもらっている薬についての心配事であれば、薬の知識の豊富なカウンセラーを探さないと意味がありません。また、愚痴を聞いてほしいのなら、基本的には、黙って聞いてくれる人が必要です。愚痴に対していちいち意見を言われたり説教されたりしても、うっとうしいですよね

なるほど、そうやって自分が安心して話せそうな人を探すわけですね

その通りです。カウンセリングは基本的には一回で終わるものではありませんし、調子が悪い時だけでなく、定期的に調子のよい時でも話をしに行くことが、より快適な生活を維持するための秘訣でもあります。
先進国では、一流の人ほどパーソナルカウンセラーを持っているとも言われますので、日本でも次第にそうなっていくのではないかと思います

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