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「一般論、本質」を使う自分の正当性を疑わない人

先日ニュースサイトでちょっとした投稿をしました。
すると、返信が一通、その書き出しが

「本質が見えてないですね。」

おやおや、そうきましたか。

実際のところ、返信者は表面的なそのままの事実に、私はその後ろに存在していると思われる問題に対して言及しているので、「本質」っていう言い方はどうかなぁ。と思うとともに、もう一つ

「この人、自分の視点が絶対に正しい」という前提で攻撃してくるんだな。

と気持ちの悪さを感じたのです。

実際「本質」なんて、どの立場から見るかによって変わるものではないでしょうか。

言葉はそこまできつくないけれど、
「解ってないやつだなぁ、お前は間違ってるんだよ」
という攻撃性が見え見えで、良い気持はしませんでした。

私見ではありますが、「絶対正しい」意見なんて、存在しないのではないでしょうか。

だからこそ、本来投稿するときは、「私は~ 思う、考える」が見えるように書く事が何より重要で、これが無いと、相手を一方的に否定することになってしまいかねず、場合によっては炎上の引き金にもなりかねないのではないかと思います。

よく、「SNSで使ってはいけないきたない言葉や書き方」などが問題になりますが、このような「投稿者へのリスペクト」が感じられない書き方は、表向きはきれいに見えても、実質もっとたちが悪い部分があるような、気持ちの悪さを感じます。

これはSNSに限らず、一般の人間関係でも同じではないでしょうか。
「常識」、「本質」などを頭から振りかざして自分の考えを正当化してくる人は、基本的には「対話、話し合い」をする気はほとんど無いに等しいでしょう。

そして、そういう人は基本的には何を言っても変わらないと思います。

だって、「絶対に自分が正しい」のだから。

だから、そういう人とは議論したり反論したりせずに、「そういう考えもありますね。・・・(私とは違うけどね)」といってあまりかかわらないことが正解だと思います。

よって、今回の投稿も一瞬反論しようかと思ったんですけど、やめておきました。
ちなみに、「いいね」の数は私の方が2桁多かったので、どちらかと言えば私のほうが一般的な考えなんでしょうね。(笑)

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