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第二回 ヒプノセラピーとトラウマ

三日月 ヒプノセラピー

第二回 トラウマって?

今回は、トラウマについてちょっと話をしてみましょう

はい、トラウマって聞いたことはあるんですけど

簡単に言うと、傷ついた心、もっとかみ砕くと、「失敗体験」とでも言いましょうか

なるほど、「過去の苦い失敗が浮かんできて萎縮してしまい、また同じことをやらかしてしまうあれですね」

そうです!その通りです。 が、・・・

が?

 ヒプノセラピーで問題にしているトラウマはちょっと違うんです

??

今おっしゃったトラウマは、ちゃんと覚えていることですよね

もちろん

ところが、ヒプノセラピーで主な対象とするトラウマは、覚えていないものなんです

 覚えていないもの? 何なんですか、それ? 覚えていなければトラウマじゃないじゃないですか!!

そこです。覚えてはいないけど、なんです

??

たとえば、わけもなく苦手なもの、嫌いなものはありませんか? 「猫が嫌い」とか

そういえば、暗いところが苦手だけど

そう、その苦手な理由が、必ず心のどこかにあるはずなんです

え、覚えがないんだけど?

今あなたが意識しているところ、思い出そうと頑張って思い出せるところは「顕在意識」と言います。ただ人間の脳にはそれよりずっと大きな「潜在意識」という部分があるんです。そして、普段はこの中にあるものはわからないようになっています、思い出せないんですから 笑

普段は?

そう、時々見えることがあります。例えば夢の中とか

え、ではどうして夢の中では見られるんですか?

おそらく、意識のレベルが低くなるので、潜在意識を引きずり出しやすくなるのだと思います。ここには現実だけではない、あまりにも多くの情報があるので、通常の意識でここにアクセスすると、情報が多すぎて処理不能になってしまうので、顕在意識が門番の役割をして、勝手に出入りできないようにしているのだと考えています。

なるほど。お酒の席で酔っ払ってうっかり本音を言ってしまうような

その通りです
そしてあなたは、この、潜在意識の中にあるトラウマによって、暗いところが苦手になっているのではないかと考えられるわけです

へぇー、そうなんだ。でも見えなくては治療できないですよね

はい、そこでヒプノセラピーです

わぉ

では次回、さらに話を進めたいと思います

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