うまくいかない時に ― 意味のないことは起こらない
何気ない日常の出来事
日常では常にいろいろな事が起こっています。
でもほとんどの場合、気にも留めずに時間が過ぎていきます。
ただ、
「ラッキーっ!」と思ったり「ついてないなぁ」と感じると、その出来事が記憶に残ります。
悪いことは重なる
特に、思い描いていたように物事が進まないと、腹が立ってくるものです。「なんでこうなるんだ!」と怒りが沸くことも多いと思います。
さらに、悪いことは重なることも多く、そうなるとどんどん「いら立って」きて、負のスパイラルに陥りがちです。
一歩下がって引いて見る
そんな時、ちょっと立ち止まってみてください。
「冷静になれ」と言うのではありません。もちろんそれが出来ればよいのですが、感情が噴出しているときに、それを止める事は簡単ではありません。
怒ったり落ち込んだりしている自分を、外から眺めてみるのです。
感情を爆発させるのをやめるのではなく。爆発させている自分を見ている、「もうひとりの自分」を作るのです。(なので、ひとりは無理して感情を抑える必要はありません)
ストーリーを作る
そして、感情に振り回されているもう一人の自分を観察しながら、「何でこいつにこんな事が起こっているのだろう」と考えてみてください。さらに、その答えとなるいくつかのプラスのストーリーを作ってみてください。
その「不幸」が起こった方が実は「ラッキー」だったとなるようなストーリーをいくつも作るのです。
必要のないことは起こらない
自分に起こる事は、すべて意味があると言う考え方があります。仮にそれがどんなに不幸(と思える)事であっても、必要な事なので、かならず何か意味があるというのです。
もちろん、そのことに気づかなければそこから何も得る事が出来ず、最悪の場合つぶれてしまう事すらあるのですが。
機会があればまた紹介したいと思いますが、自分自身を振り返ってみても、また多くの人の話を聞いていても、「そうだったのか」と思えることが多々あります。
アンラッキーはラッキー
自分にとって「都合が悪い」「ついてない」と思う状況が起こった時ほど、何かをつかむチャンスだと思って一歩引いて考える事が出来れば、すべての出来事が「ラッキー」に代わる可能性を秘めていると思います。