師匠は必要な時に現れる
何か変?
誰でも長い人生の中で、行き詰まったり、迷ったり、また特に問題はなくても何となくしっくりこないという時間を経験したことがあるのではないでしょうか。
そんな時、あなたらどうしますか。
おそらく、あまり気にしないで、自然にその時をやり過ごし、やり過ごしてしまった人がほとんどなのではないでしょうか。
標準的な方法
ただ中には誰かに相談したり、インターネットや書籍でいろいろ調べる人もいると思います。さらには、占いや、宗教などに頼ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そのまじめさゆえに、必死に「正解」を見つけようとしてしまうのです。
自分で問題を見つけ、それに取り組むことは間違いなく良いことで、必要な事だと思います。
一流の人は
一流と言われる人の話を聞くと、ほとんどの人は、その道を究めようと思った何か「きっかけ」となることがあったと言います。
ただ、その多くは、「探し求めて」というよりは、「自然に」思ったり感じたりした事がきっかけとなっていることが多いようにも感じます。
以前、「四葉のクローバーの探し方」でも書いたのですが、あまり必死になって探すと、探しているものが見えなくなってしまうのです。そして、最悪、偽物を本物だと見誤ってしまう事すらあるのです。
それではどうすればよいのでしょうか?
潜在意識を活用しよう
必要な事は、客観的な情報、迷いも含めた自分の思考、全てを整理して頭の中にインプットして、あとは何も考えずに正解が出るのを待っているのです。
以前、「師は、必要な時に、必要な人のところへ必ず現れる」といったような言葉を聞いたことがあります。
ここで言う「師」は、必ずしも人ではなく、「本」かもしれないし、「何かの出来事」や「ひらめき」かもしれません。ただ、自分自身の準備が出来ていれば、次の段階へ進むために必要な事が必ず起こるはずで、全く何もなければ、そのサインを見逃してしまったか、本人の準備が著しくできていないため、まだ動けないということなのです。
これは、個人的には無限の情報とつながりを持つ、自分自身の潜在意識の最高の活用方法だと思っているのですが、とにかく、自分が変っていくチャンスをしっかり感じ取れる感覚、注意深さと、次へ進む準備を怠らないことがその時最善の「師匠」を見つ、進歩していく方法だと思うのです。